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Dream
圓堂の夢
天ぷらの価値追求、みんなと共に広がる夢
圓堂の創業から現在まで

圓堂の前身は、明治初期に滋賀県近江八幡より京都へ出てきた遠藤榮という高祖母が、京都祇園に「近江榮」というお茶屋を開店したのが今の圓堂の起こりです。
「天ぷら圓堂」はその後四代目にあたる私が平成三年に代替えの商替えとして祇園のお茶屋から天ぷら屋に転身したのが最初です。
ですから祇園お茶屋としての創業は古いが、天ぷら圓堂というお店としてはまだ浅く、私や女将をはじめスタッフ全員が若く、何よりみんなが前向きなスピリッツと向上心を持ちキビキビした明るいお店です。
若いスタッフと共に一所懸命に進み、昨今ようやく南邸や西邸、平安神宮西畔に岡崎邸などの別館、また米国ビバリーヒルズに海外支店、更には花街宮川町にワインバーを出店するに至りました。
そもそも天ぷらとは
天ぷらとは不思議な商材だと私は考えます。
一言で天ぷらと云っても、家庭でお母さんが揚げる天ぷらもあれば、食堂定食に必ず入ってる天ぷら、或いは会席料理の一品としての天ぷら、寿司と同様に粋で高級とされる板前天ぷら等など…。
天ぷらは大人から子供まで、家庭食卓から高級接待席まで幅広く親しまれている料理であり、嗜好の差が生じにくい料理なのです。一言で言ってしまうと、天ぷらとはとてもポピュラーな料理であるが、反面、既に過去の料理なのです。

新しい圓堂スタイルの確立
このように、天ぷらとは広い層に対してお値打ち性を持った商材であるが故に、「一流への拘り」「最新への努力」「心からの接客」をなおざりにされていた料理だったのではないでしょうか。
しかし乍ら、圓堂の目指す天ぷらは、そこに根強い商品力を見出し、新たに、メニュー面・人的サービス面・店舗施設面という三つの構成要素を明確に打ち出し、その部分をできる限り充実させることに注力を致しました。
祇園お茶屋としての目利きと厳しい接客

お客様の心を捉え愛される三つの構成要素を具体的に申し上げると、
富裕層にも納得いただける建物だが、併せて店員に親しみがあり安らぎを感じる店であるという事。
食材はもとより油・塩に至るまで最高級品を使用することによって贅沢でもあるが健康志向なのであるという訴求。
ともすれば単調になりがちな天ぷらコースを、常に勉強を重ねることによって他店にはない名代揚や変わり揚といった名物天ぷらを創り、加えて懐石や割烹として一品料理も加えることによってお客様を飽きさせない努力をするという事。
この三つの事を妥協することなく拘り続けることによって、お客様は数ある競合店の中から圓堂を選んでいただけます。そして厳しい目と大きな期待を併せ持って来店いただいてるということを胸に刻み、日々精進を続けております。
みなさんと共に次なるステージを築く
そして現在、ご贔屓のお客様はじめ、仕入先様や、優秀なスタッフのおかげ様をもちまして、まだまだ圓堂の夢は広がっていきます。
今後は国内外の新業態での出店なども計画してます。
どうか皆さん私達と共に圓堂の夢に向かって進んで行きましょう。

最後に
圓やかな微笑みと、堂々とした商い
- いつも自然な圓やかな微笑みをたたえた顔で、先様と接することができる様になりましょう。
そのためには自分だけの立場や利益ばかりを考えずに、先ず相手様の気持と立場を素直な気持ちで尊重し、その次にお互いの利益というものを、圓やかな調子ではあるが堂々と調和させていくことが必要であると考えます。 - ゆったりとした気持ちを持つよう心掛け、この人と接すれば何か価値があると思われる興味ある人間になリましょう。
- 人を本心から好きになるよう努力し、特に人を誤解しないように注意しましょう。
- 他人の成功には必ず祝いの言葉をかける機会を作りましょう。他人の失敗は本人から知らされない限り知らないふりをしましょう。